2013/3/17 樅の大木を伐採



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奈良尾の家と麓の中間にある山小屋「美麻ヒュッテ」のそばの樅(もみ)の大木を切ってほしいと頼まれていた。写真中央右寄りの大木だ。
大木を切るには、チェーンソーだけでなくチル(手動のウィンチ)など使ってワーヤーで倒したい方に引っ張りながらやるのが無難だが、去年の秋から家に置いてあった大家さんのチルを大家さんが近々使うので道が開いたら麓に下ろしてくれと言われていた。
そこで道が開いた翌日で快晴無風の伐採日和の今日、軽トラにチルを積んで麓まで下ろす途中、チェーンソーも積んでいって、美麻ヒュッテの樅の大木を切った。


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左は伐採前、右は伐採後。


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伐採後の木のクローズアップ。右手前は山小屋のベランダの手すり


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チルで引っ張って小屋の横に倒そうと思っていたが、それだと上の方の枝が隣の木に引っかかるので、チルなしで恐る恐る小屋の前の急斜面に切り倒した (ワイヤーで引っ張ることは不可能で、万が一失敗して木が逆方向に倒れると小屋にダメージを与えることになる)
うまく倒れてくれて、大木は急斜面を滑り落ちて、道を塞いで止まった。


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道を開けなければならないので、木の先端部を切る


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残った木がずり落ちて道を塞いでも困るので、チルで引きずり下ろす
切った後にチルを使うことになるとは予想外だった


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木の先端(この時点での)が着地して安定した


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チェーンソーでバリバリ枝を刈り払う


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かなりさっぱりした


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幹を道路に寝かすべく、チルのアンカーを変えて手前に引っ張る


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転がして道路の隅へ
まっすぐで立派な幹、何かに使えないものかと、道が昨日開いたことを知らせがてら大工さんである大家さんに電話してみるが、1本ばかりじゃ製材が高くついてしまう、樅はよく燃えるから薪にするのがいいとのこと。


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まずは軽トラに積み込める長さ・重さに切る


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いずれ積んで家に運ぶべく道の端に並べて、重いチェーンソー置いて、チルを麓の師匠宅にもっていく。


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ついでに大町の先まで食事と買い物にも行ってきてその帰途、まずは3本積んでいく


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家の縁側に下ろした薪材になった樅


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樅のアップ。樹齢30年!


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明日は雨になるらしいので、せっかくの薪材を濡らす前にもってきてしまうことにして、残り全部(細い枝以外)積んでいく。
切り倒すのから薪材にするまで、我ながら手際よく処理できた


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家への帰途、岳と飛行機雲。
左の真上に上るような飛行機は数分後に頭上を東に飛び去っていった。(こんな航路を飛ぶ飛行機は初めて見た)。


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早々と薪になった樅。
幅1.8m×高さ1.2m、真冬に焚いても半月分ぐらいありそうだ。

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