■ 栗駒山XC周遊 (2) 【日 程】2001/4/21,22 【山 域】東北/栗駒山 (1/25000図 栗駒山) 【メンバ】雪兎 (190cmウロコ+ハーフエッジ付きノルディックスキー), I (軽量カービング山板にテレマークbinding) 【天 候】4/21:晴のち曇, 4/22:晴ときどき曇, 夕方一時吹雪 【コース・タイム】   4/21 いこいの村13:05 − 新湯沢850m 13:30 − 東栗駒山直下15:30〜40 →     イワカガミ平16:00 → いこいの村16:25   4/22 いこいの村6:55 − 969尾根 − イワカガミ平上1215m 8:30〜35 −…     1408鞍部9:30〜55 …− 栗駒山10:30〜50 − 笊森山荘11:20〜12:00 − 東栗駒山直下 → (途中1時間休憩) → 新湯沢14:30 −→ いこいの村14:40 【写真→】 http://member.nifty.ne.jp/YukiUsagi/photo/2001422/ 4/22, 5時に目ざましで起きるもののガスっているのでまた寝てしまったら除雪 車をトラックで下ろすので車を避けてくれと言われて6時頃起きる。スミマセン, ゲートのまん前に泊まってたのでした(^^;) いこいの村の駐車場に移動して朝 食べてるとうまい具合に雲が切れて山が見えてきた。前日降りてきた沢よりもさ らに南の969から1188に続く尾根(去年往復した#2955の尾根)を登る。下部が急だ がシール付けるほどでもなく斜登高切り返しで遅れながらもなんとか登れた。こ の尾根も山毛欅林が見事だ。特に1188の南側一帯。 イワカガミ平を右に見て緩い雪原が藪に突き当たるとその2m向こうが石畳の登山 道だ。去年はほとんど石畳が出ていたが去年より早いせいか雪が多いせいかかな り雪がついている。ときどき雪が切れるが1408の直前までほとんどスキーで行け た。1408鞍部で大休止してから35分のツボ足とウロコ登高で山頂に立つ。視界は いいのだが曇りがちでカッコいい鳥海が見えないのが残念。 山頂よりもそこから笊森の方に行く方がお目当てだったのに, テレマークのI氏 はもう帰ろうという。まだ時間も早いし, 登り返しはそんなにないからとなんと か笊森山荘まで行く。本当はもっと先, 笊森直下ぐらいまで回ってきたかったの だが,,, ウロコのない山板テレマークは新雪や悪雪や急斜面には強いが, 軽量 といってもXCよりはだいぶ重いし緩い登りが快適でないので, こういう緩いとこ ろを彷徨うにはXCほど軽快でないようだ。あたりまえか(^^;) 山頂からの滑降は, 登ってきた東側の中斜面は風当たりが強くてクラストしてい てハーフエッジXCでは快適でないが, 南面の急斜面は風があたらなくて日に照ら されて柔らかく, 急ながらかなり快適に回れた。南面を50mほど下って斜滑降で 東斜面に出て, そのまま北東に横切って山頂からも見えていた笊森山荘を目指 す。途中ちょっと藪っぽいところもあったが9割方快適大斜面だった。 笊森山荘は傾いていて中は床が抜けていてほとんど使えない(下手すると本当に 倒壊して押しつぶされかねない)が寒い風が避けられるので恐々と中で昼食べ る。ノートを見ると直前の書込みは半年前, その前は去年の夏といった感じ。 昼食後, 緩い大斜面を南へ南へとトラバースして東栗駒山に向かう。この大緩斜 面がまた抜群の雪質で, ときどき自分だけ下に滑っては斜めに登って追いつい て,,,とやる。最高の雪質でXCテレマークでウェーデルンまでできてしまった。 ---1ステップも2ステップも知らないというのに(^^;) そんなことして東栗駒山 の東に出て, あとは昨日登ったあたりを滑る。1220mの崖マークの急斜面(登りは 北側を巻いた)も雪がよくて快適で, 調子にのってその先の緩斜面で飛ばしすぎ て木にぶつかって板を傷めてしまった。エッジのないところが1cm角ぐらい欠け てしまった(;_;) ハーフエッジの板なんてのはジョギングぐらいのスピードで ゆっくり滑るべきで, あまり飛ばすもんじゃないようだ。 あまり早く降りても渋滞するだけなので途中ビール飲んで昼寝したりしながらの んびり下る。晴れてるのにやけに寒いなあと思ってたら, 降りて車に荷物積んで たら雪が舞ってきて, 温泉に入ってたら時ならぬ吹雪になってしまった。