- FYAMAALP MES(12): 山岳スキー・XC(山でのスキーの全形態可 05/06/12 - 02628/02628 JAF00036 雪兎 森吉スキー場から森吉山往復 (XC) (12) 99/05/08 21:48 02615へのコメント 4/30に鳥海山を滑ったあと, 森吉山の登り口のひとつ, 森吉スキー場まで行って 車に泊まり, 5/1にそこから森吉山をXCで往復してきました。森吉山は3年前にも 阿仁スキー場から往復している(nifty:FYAMAALP/MES/12/1095)のですが, 今度は 森吉スキー場から, そうすると高度差は少ないが稜線に出てから山頂までが平坦 で長いので, ウロコXCにぴったりなコースなわけです。 【日 程】1999年5月1日(土) 【山 名】森吉山 1/25000図 森吉山,太平湖 【メンバ】雪兎(ウロコ付きXC190cm), カミさん(ウロコ付きXC160cm) 【天 候】快晴のち曇 【コース・タイム】 森吉スキー場下 一ノ越南の鞍部 沢1200m地点 森吉山 6:45−−−− 9:00〜30 −−→ 9:55 −−− 10:50     13:30←←←←← 12:30 −−− 12:00 ←←← 11:30 《写真》 http://member.nifty.ne.jp/YukiUsagi/photo/1999501/ 天気予報で, 午後か夕方からちょっと不安定になるようなこと言ってるので頑 張って早起きして6:45に歩きだす。スキー場はとっくに営業終了していて全く人 影ないがゲレンデにも雪はたっぷりある。ゲレンデ(西側のコースの方)は最下部 の林道コース以外はウロコで登るには急なので右の林の中を斜登高する。カミさ んは前日作った靴擦れのためしばらく板を持ってゲレンデをつぼ足で登ったが (XCほど快適ではないが)それが一番早かった。傾斜が緩くなってきた1000mあた りからカミさんも森に入ってシール付けて登る。僕の方はウロコだけではまだ直 登はきついので森の中をさまようように緩くジグザグ切って気分よく登ってい く。ほぼ夏道の点線のコースで一ノ越の西側を斜登高して一ノ越の南の緩い鞍部 に出る。そこでグレープフルーツなど食べて大休止。 鞍部から正面に見える森吉山に稜線伝い行くと遠回りでup-downもあるので, 稜 線を50mばかり南下して緩い登りにかかるころから水平かやや下り気味に稜線か ら左の谷に外れていき, 1200m付近で沢状を渡る。ちょうど森吉神社の真下で, 対岸にちょっと登って見上げると大きな神社がよく見えた。そこから山頂までは 絶好の緩斜面が続く。ここで何度かまた空身で快適に滑ってはまた登ってと遊び ながら登るが, 案外距離もあって山頂まで1時間弱かかった。 山頂付近は雪が消えているが, 山頂の北側直下を東に回り込んで雪渓の最上端ま で登ってそこに板を置いて薄い藪を抜けると10mばかりで山頂東側の登山道に出 た。山頂は風があって寒いので雪渓末端に戻って昼食とり, 北東側に空身で ちょっと滑り込んでみたりしてからいよいよ広大な北面台地のテレマーク滑降に 移る。木の少ない開けた斜面をえり好みして登ってきたルートよりも右寄りに 滑って途中から左に斜滑降して1200mに出たが, この山頂台地は雪もよくて実に 快適なテレマーク初心者向けの緩斜面で, XC板などでも嘘みたいにテレマーク ターンが決まった(^^;) 1200m地点から緩い登りと滑走で鞍部に戻り, また夏道の線のように下る。無人 の広いゲレンデに出てつい100mうらいも滑降してしまってから, せっかくだから 横の山毛欅の森を滑降しようと左の森に入ると急に心落ち着く。木のない裸斜面 のゲレンデは滑るのは楽で飛ばせるがなんとなく落ち着けない。間隔の広い山毛 欅の森を味わうようにゆっくり滑る方が心落ち着きはるかに充実感がある。た だ, そのまま尾根の上を滑ってしまうとかなり歩かないと車に戻れなくなるの で, 900mあたりで斜滑降でゲレンデに戻る。2人のボーダーが登る急斜面をテレ マークターン決めて滑り降りるとあとは緩い林道コース300mばかりで車に着く。 車に戻る頃には空はすっかり曇っていた。十和田ICの方に抜けるべくかなり走っ て道路からちょっと入った杣(そま)温泉で汗を流し(\400), 一応聞いてみると今 年はまだ道が開いてなくて抜けられないとのこと。しかたなくまた阿仁前田に 戻って大回りして東北道十和田ICに出て岩木山の麓に向かった。 1999/05/08(土) 雪兎 (JAF00036)