- FYAMAALP MES(12): 山岳スキー・XC(山でのスキーの全形態可 05/06/12 - 02615/02615 JAF00036 雪兎 鳥海山・吹浦口と象潟口 (12) 99/05/06 01:09 連休にまた東北を車で回って, 鳥海山(4/29,30), 森吉山(5/1), 岩木山(5/2), 南八甲田横岳(5/3)と滑ってきました。岩木山のミニスキー滑降と南八甲田のXC 滑走が主目的で行きがけに栗駒山に寄っていくつもりで出たものの, 4/29の天気 が宮城は雨, 山形は晴だったので急遽鳥海山に変更, そうすると翌日いきなり青 森まで行くのがきつくて途中の森吉山にも寄ったらそれも予想外に快適に滑れた という次第ですが, 晴天が続いたおかげで全部登頂して快適に滑降できてしま い, 逆さパンダになってしまって大変です(^^;) まずは鳥海山の記録です。 【日 程】1999年4月29日(金)/緑の日 【山 名】鳥海山(吹浦口) 1/25000図 小砂川, 鳥海山 【メンバ】雪兎(ウロコ付きXC190cm), カミさん(ウロコ付きXC160cm) 【天 候】霧ときどき晴 【コース・タイム】大平山荘上のブルーラインP 10:55 − 御浜小屋13:30〜 14:00 → ブルーラインP 15:00 前夜東京を出たものの, 山形でガス欠になっていきなり車でビバーク(^^;), 山 形でガス欠したのはこれで4度目ぐらいだ(;_;) おかげで到着と出発が遅れたが, ちょうど天気が回復して晴れ間が出てきた頃に登りだす結果になった。大平山荘 上のブルーラインの駐車帯から, エッジ+ウロコ付きのXC板にカミさんだけシー ル付けて, 僕はウロコだけで登った。新しい板は滑りがよくて後滑りしてしまう ため。抜群の好斜面でカミさんは登りが遅いので, 登りながら3回ほど荷物置い て50〜60m滑っては登り返す。テレマークターンがいつこんなにうまくなったの かと不思議なほどきれいに回れる(それほど雪がいいということ^^;) 雪は御浜 小屋の直前で切れて登山道と藪が出ているがそれ以外はずっとつながっていた。 上部の雪は固くてびびってややてこずったが, 下半分は実に快適なザラメ。 下りで気分よく滑って行ったら, つい登ったルートから外れて, 間違えて隣の駐 車帯に降りてしまった。雪の壁から道路への降り口を探していると, 道路の下で テレマークの練習していた人が教えてくれた。鳥海山の麓・八幡町の方でテレ マーク板に「鳥海山」という刺青じゃなかった書道家に書いてもらって作ったと いうかっこいいシールを貼っている。車を回収してきてから1本一緒に滑ってテ レマークを教わる。重心の低い非常に安定感のある, かつダイナミックな滑りで 参考になった。XC板にXC靴で滑ってるので感心される。後ろ足への加重がまだ不 十分なようで, 足の指の付け根から足の指全体でちゃんと加重した方がいいと。 要は歩くのに近い足の使い方をすればいいようだ。閑散としている大平山荘に泊 まる。 【日 程】1999年4月30日(土) 【山 名】鳥海山(象潟口) 1/25000図 小砂川, 鳥海山 【メンバ】雪兎, カミさん(ミニSKI 65cm) 【天 候】快晴 【コース・タイム】鉾立P 8:00 … 御浜小屋 10:05〜20 … 七五三掛10:50〜 11:05 … 新山12:05〜30 → 七五三掛12:50〜55 → 扇子森北面 13:20〜55(ミニスキー練習) → 車道15:00 … 鉾立P 15:20 (カミさんは御浜まで 「…」はツボ足「→」は滑降です) 朝食後すぐに鉾立に行き, 今度は象潟口をミニスキーで御浜〜七五三掛〜千蛇谷 経由新山まで往復。登りの夏道は半分ぐらい登山道が出てしまっていたのでミニ スキーが正解でした(下りはブルーライン寄りの山腹をかなり下まで滑れる)。外 輪山から千蛇谷に入る七五三掛の固い雪の急斜面トラバースにはシュプールが1 本もなくて緊張する。たまたま目の前を長い板で的確なルートでトラバースして くれた人がいたおかげで不安定なミニスキーでもなんとかトラバースできた次 第。荷物が軽いのと千蛇谷にシュプールがまだなくてうまくするとファーストト ラックを刻めそうなのでバンバン飛ばして山頂に立ち, 昼食後12:30に山頂を出 て最初のシュプールを刻んで大満足する。快晴無風で谷の中は暑くてしょうがな いぐらいなのだが不思議と雪質はよくて, ミニスキーで快適なステップターンの 大回りを決めて5分ぐらいで七五三掛に出てまたヒヤヒヤのトラバース。今度は スキー持ってつぼ足の跡を1/4ほど登って高度かせいでおいて一気に斜滑降で通 過した。 疲れ切って扇子森を巻きながら登り返していると, 御浜小屋で昼寝に飽きて散歩 にきたカミさんに出会う。ちょうど扇子森北面の広い緩斜面で, カミさんの初め てのミニスキー練習にぴったりなのでそこで30分ほど滑っては登ってと練習す る。転びもしないですぐ滑れて, XCよりも気に入った様子。鉾立への下りも快適 に滑降する。 夕方, 鉾立を出て五城目町で夕食とり, 滑多羅温泉赤湯山荘で入浴(\300)し(ど ちらも大当たりの◎)て森吉スキー場に向かう。 写真が次のURLにあります。 4/29 → http://member.nifty.ne.jp/YukiUsagi/photo/1999429/ 4/30 → http://member.nifty.ne.jp/YukiUsagi/photo/1999430/ 1999/05/05(水) 雪兎 (JAF00036)