- FYAMAALP MES(12): 山岳スキー・XC(山でのスキーの全形態可 00/04/08 - 01984/01984 JAF00036 雪兎 野反湖はマイルドセブンの世界 (;_;) (12) 98/03/12 23:39 去年まで3年ほど山板で通った野反湖ですが,車道ゲートから野反湖までの長い アプローチがXC向きなこともあって,今年はXCで行ってみました。 滑りは,,,八間山山頂直下は雪が重かったものの雪質が均一だったので,快適と までは言えないもののなんとか転ばずに大テレマークターンを決められたもの の,それ以外は,,,弁天山から野反湖に滑り込む斜面といい八間山から野反峠へ の下りの後半といい,アルペンスキーでも快適には滑れなかったであろう不均一 な雪質の斜面を慣れないXCで転ばずに滑れるなどとと思う方が間違ってる(^^;) 白砂山まで往復したときの半分以下の距離しか滑ってないのに,転びまくって3 倍ぐらい疲れた(^^;) 天気は雲ひとつない快晴だったのですが,ちょうどスノーモビルの試乗会とかで 50台ものモビルが騒音と臭い排気ガス撒き散らして湖上を駆け回っていて,,,騒 音と排気ガスさえ出さないでくれれば人のやること,何の文句もないのだけれ ど,,,まさにマイルドセブンの世界(XCツアーの視覚的イメージだけは最高だけれ ども排ガスも,,,)でした。ああいうCMは本人以外は一切煙を吸わなくて済むタバ コでも売り出すときのためにとっておいてほしかった。 【日 程】1998年3月8日 (日) 【山 域】上信国境 【山 名】野反湖,弁天山,八間山 1/25000図 野反湖 【コース・タイム】車道冬季ゲート1200m 7:30 − 野反峠西1625m 9:30〜10:30 − 弁天山 → 野反湖東岸11:45〜12:30 − 八間山直下1900m 14:15〜20 → 野反峠15:00〜30 → 車道冬季ゲート1200m 16:00 【メンバ】雪兎,S 【天 候】快晴 【スキー】ハーフエッジXC(雪兎),フルエッジのテレマーク(S氏) 前の晩に吹雪の雪道を走って冬季ゲートまで入って仮眠する。車道には車の跡も なく,積雪で閉じ込められる可能性がなくもなかったが,明日は1日晴れるはず なので夕方降りてくるころには融けてるだろうと。翌朝起きると快晴で,雪も大 して積もってなかった。 ウロコ利かして車道を快適に進み,野反峠までの半分強,1376mまできたところ で心配していたスノーモビルが上がって来た。それもいきなり3台。3台目の人が 止まって,「悪いねえ,今日はスノーモビルの試乗会でね,,,よかったら(上で) 乗ってみて」。モービルは山小屋にあった(僕が谷に落ちて壊してしまった^^;) ので運転したことはあって楽しいのは知ってるけれども,そのあと三々五々, 続々と上がってくる。快晴無風なので通り過ぎるても5分ぐらい排気ガスくさい (;_;) 車道を野反峠まで行かずに1502m地点で尾根に逃げた。ウロコだけでも斜 度をきつくとらなければけっこうラッセルして登れる。 弁天山−エビ山と辿って野反湖北端に行こうと思っていたが,エビ山のけっこう 上の方までモビルがあがっているので諦めてその手前で野反湖に降りる。下りは テレマークターンを決めるはずだったのが,いやあこのへんの雪は難しい(^^;) 野反湖を横断して東岸で昼食。 そこからシール貼って八間山にまっすぐ小尾根を突き上げるつもりだったが,S 氏はシールを車に忘れてきてしまったので昼寝してから野反峠に直行,僕だけ八 間山に登ってから尾根沿いに野反峠に下って14:30に落ち合うことにする。 毛が剥げて後滑りしてしまってほとんど使えなくなってた山板用のシールを今回 両側5〜10mmずつ切り落としてXC用としてもってきた。これがなかなか快調で見 事に再生した。気温が高くなったせいでウロコだけのときよりも雪がダンゴっぽ く着いてしまって前に進むのに抵抗ついてちょっと疲れるという欠点はあるもの の,かなりの急坂まで登れる。末端もテールより30cmも手前で切り流しになって いるのだがそこだけは糊を補強しておいたので剥がれることもなかった。 しかし,15〜20cmの重い雪のラッセルにけっこう疲れて,八間山の山頂直下,野 反峠に下る夏道の尾根に辿り着いたのが14:15。山頂は細くてどうせ滑れないの で,そこですぐシール外して滑降に移る。 1828mのコブの手前までの広い中斜面は日に照らされて雪は重いものの雪質が均 一でなんとかテレマークで回れた。写真もあるのでHPに出しておきます(^^;) 1828mのコブは巻くにもちょっと急でハーフエッジでは滑りそうに思えたが,雪 が固くなくて,またこういうときに登り気味に巻いてもシール貼らなくてもウロ コが効いて楽だった。1800mから野反峠への最後の斜面は,,,雪質が今いち不均一 なのと疲れてきたのとで,時計回りはヨロヨロと何とか回るものの反時計回りは 必ず転ぶというパターンでスノーモビルのギャラリーを目の前に悲惨なマイルド セブンでした(^^;) 行動中にはあまり酒飲まないのだけれども,野反峠でS氏にもらったビールは冷 たい風が出て寒い中でもうまかった。 あとはモービルの踏み固めた車道を 時にはXCでは恐いぐらいのスピードついて 車まで20〜30分で下る。同じウロコ付きでもS氏の板はよく滑り,登りではけっ こう後ずさりして苦労していたが下りは早かった。僕の板は逆に登りは強いが下 りの滑りは今いちで,緩くなるとすぐ止まってしまう。ウロコのパターンでけっ こう違うようだ。 八間山を眺める丘の上にある六合村営の\300の温泉で汗を流して帰った。他には 1人の客もいなくて,貸切り状態だった。 1998/03/11(水) 雪兎 (JAF00036) http://member.nifty.ne.jp/YukiUsagi/photo/1998308/nozoriko.htm