- FYAMAALP MES(12): 山岳スキー・XC(山でのスキーの全形態可 00/04/08 - 01938/01938 JAF00036 雪兎 上越/仙ノ倉山からイイ沢を滑降 (12) 98/02/24 01:02 快晴の2/22(日),火打峠から平標の横を抜けて仙ノ倉山に登り,シッケイの頭 の手前から仙ノ倉谷・イイ沢を滑って土樽に抜けてきました。雪が少なくて滑 りは今いちでしたが快晴の雪山を堪能してきました。 【日 程】1998年2月22日(日) 【山 域】上越国境 【山 名】仙ノ倉山(2026.2m) 1/25000図 三国峠,土樽 【コース・タイム】火打峠8:15 − 国境稜線1860m地点11:25 − 仙ノ倉山12:40〜13:35 → イイ沢・西ゼン出合14:35 → 群大ヒュッテ15:55〜16:10 → 毛渡橋17:00 【メンバ】Th, Tt, 雪兎 【天 候】快晴(ただし1500〜1700mぐらいに雲海あり) 【スキー】山板 ・土曜の晩に土樽で車泊りし,朝1台を毛渡橋に残してもう1台で火打峠の平標 登山口に行って8:15に出発する。 ・登りは3週間前と同じ火打峠から。前回とうって変わってラッセルは10cmぐ らいで,楽に登れた。 ・平標付近の稜線は吹きさらしで雪が固くてスキーアイゼンが活躍した。 ・仙ノ倉山頂では寒いなか1時間近く,360度の絶景を楽しむ。 ・仙ノ倉山の北面はエビのシッポが一面についたかなり固い雪の急斜面で,一 端飛び込んで滑りかけたもののが万が一エッジを外したら滑落してただでは済 みそうになく,腰が引けた。北東(毛渡沢)側に100mほど滑ってからやや緩く なった斜面をトラバースして北尾根に戻った。 ・仙ノ倉山北尾根・シッケイの頭手前の鞍部(イイ沢への下降点)付近は欧州ア ルプスにでもいるかのような素晴らしい景観だった。 ・イイ沢はデブリの上に重い新雪が積もっている状態で,基本的に急斜面の重 い新雪滑降なのでスキーを押し回すのだが,ときどき雪の塊に引っかかるため 油断がならず,ストレスのたまる滑りだった。ヤブや水流はなかったが雪崩の 心配もほとんど感じさせないほど雪は少なかった。(デブリの跡があるという ことはそれでも起きてはいるのでしょうが) ・西ゼン下部も雪が少なく,仙ノ倉谷本流との合流点より上でもかなり水流が 出ていて,合流点手前ではスノーブリッジできわどく渡った。大根オロシ沢は 薮も出ていて一部割れて流れが出ていた。 ・仙ノ倉谷本流は完全に水流が出ていて,群大ヒュッテ手前の橋を渡るのに苦 労した。雪面から橋に降りるのにスコップ出して足場を作り,渡ってから対岸 に上がるのにもスコップで足場を作った。こんなところでスコップが活躍する とは(^^;) ・帰りの大渋滞にまいる。関越も17号も全く止まっていた。湯沢で\500で貸切 り状態の温泉に入ってさっぱりし,食事して20時過ぎにやっと帰途についたも のの月夜野でまた渋滞して,東京に着いたのは1時を回ってしまった(;_;) 1998/02/23(月) 雪兎 (JAF00036)