- FYAMAALP MES(12): 山岳スキー・XC(山でのスキーの全形態可 00/04/08 - 01880/01880 JAF00036 雪兎 来てみたら本当に雪が少ない (;_;) (12) 97/12/28 17:49 01878へのコメント 八甲田温泉からです(^^;) うまくつながるかなあ? 今朝4時に東京を出て,12:30に東北道黒石ICを出て,→城ヶ倉大橋→八甲田ホテ ル→酸ヶ湯→城ヶ倉温泉→八甲田ロープウェイ→ と回って14:30 に八甲田温泉 に着きました。 それにしても本当に雪が少ない。道路の雪は秋田・青森県境あたりでちょっとと, 黒石ICと城ヶ倉大橋の中間ぐらいから上で路面が凍結していたぐらい(ただし凍 結なので城ヶ倉大橋付近は普通タイヤではチェーン必須)。八甲田スキー場は薮 が出ていてロープウェイは20分間隔で動いてるものの滑って降りてこれない。山 頂駅近くに雪の付いた斜面があるのでそこで登ったり降りたりして遊べるぐらい とあとはロープウェイでなくリフトの方の,雪の少ない,一部茶色っぽいゲレン デが滑れるぐらい。 酸ヶ湯の上で,テレマークで道路を上から降りてきた人がいたので聞いてみたと ころ,閉鎖中の道路を睡蓮沼まで往復してきた,道路はずっと滑れたとのこと。 なるほど,そういう遊び方もできるんだ。酸ヶ湯付近でも車道の脇に除雪した壁 が全くないぐらい雪が少ないが,仙人岱方面に登山道沿いにスキーの跡があった。 仙人岱には(途中薮もあるだろうが)スキーで行けないこともないかもしれない。 酸ヶ湯の湯坂も全くの薮で全然白くない。正月にこんな湯坂を見たのは初めてだ。 午後晴れ間が出ていたのが夕方から弱い吹雪で,今晩少しは積もるかどうかとい うところ。しかし大して雪の降らない,地吹雪みたいなものなのであまり期待で きそうにない。酸ヶ湯のテレマーカーの真似して,明日は谷地温泉から睡蓮沼に でも行ってみようかと思ってます。山は笹薮が埋まってなくて駄目なので,とて も高田大岳などには登れそうな気がしない。閉鎖中の道路(林道もある)で遊ぶぐ らい。ハーフエッジ190cmウロコ付きのXC板だけ入手したもののこれはというXC 靴のサイズがなくて今回持ってこれなかったのが全く残念です。 雪兎(JAF00036) 01882/01882 JAF00036 雪兎 猿倉温泉の奥までスキー散歩 (12) 97/12/29 20:29 01878へのコメント 昨晩は風は強かったものの関東の空っ風みたいな雪降らない風で,八甲田スキー 場の人の「今晩50cm」は大はずれ,雪などほとんど積もらなかった。異常だ。 ちなみに今晩(12/29)は雪は全く降ってなくて風もなく,ローカル放送によると 明日朝6時まで12時間の予想降雪量はゼロ,明日日中は低気圧の通過で曇,雨か 雪の確率が40〜30%。重い山板で道路を滑るのにも厭きたので,明日は青森市内 の仙人岱ヒュッテ(山スキールート図集の八甲田の部分を書いている一戸さんの 山用具/写真店)と大黒寿司と青森市場とケーキ屋さんを巡るオプションツアーに なりそう(^^;) 今朝は10時前に八甲田温泉を出て車で凍結路を走って谷地温泉の入口,傘松峠へ の道路の閉鎖ゲートの前に車停めて,スキーにシール貼って睡蓮沼方面に行く。 風の強いところで一部路面が露出しているところもあったがスキーで通れないと ころはない。緩い道路歩きに飽きたころ猿倉温泉の入口に着き,猿倉温泉に入れ るかもという期待と猿倉岳に登れるかもという期待から睡蓮沼やめて猿倉温泉に 向き変える。猿倉温泉の建物の周りには水たまりはたくさんあるがどれも湯気た ってなくて温泉ではなさそう,猿倉岳への登山道も出だしの沢が埋まってないの で敬遠し,矢櫃萢への登山道を行けるだけ行ってみることにする。ちょっと薮っ ぽいが,太い緩い登山道でスキーでも歩きやすい。950mぐらいまで登って天地身 一太神社(?)の少し先で登山道が沢状に入り,雪がはげてしまったのでそこでや めて昼食べて引き返した。帰りの国道では,睡蓮沼の方からかっこよく滑った跡 がついていた。帰りの道路から,山頂だけ雲まとった高田大岳がよく見えた。高 田大岳も雪が少なくてとても滑れそうにない。 谷地温泉入口冬季閉鎖ゲート 11:00 14:50 | ↑ 猿倉温泉入口 11:50 14:20 |(下り) ↑(緩い登り) 猿倉温泉 12:10〜20 14:00 | ↑ 神社の先950m地点 13:00〜40 (|:シール ↑:滑降)) 雪兎(JAF00036) 01887/01887 JAF00036 雪兎 全く雪が降らない (;_;) (12) 98/01/04 08:32 01881へのコメント トラ杉 さん,みなさん こんにちは 八甲田でこれでは 秋田ではなおさら雪がなくて,スキー場も全滅でしょうね。 今日12/30はスキーを諦めて三内丸山遺跡見てから青森市場など回ってきたので すが,遺跡も市内もまるっきり雪なくて,遺跡では霜柱など立って珍しがられて る始末,関東と変わりません。今日は一日曇で夕方にはちょっと雨が降って,今 朝までは一応白かった萱野茶屋あたりの雪原もだいぶ黒くなってしまいました。 そのへんの道路もだいぶ黒くなりました。夜,雨が雪に変わったもののすぐやん でしまい,18時にはもう晴れて露天風呂で星を眺めているありさまです。夜にな って一時風は吹いたものの雪は降らず,舞い上がる新雪もないので地吹雪にすら ならない(;_;) 正月の八甲田としては12年目にして初めての異常気象です。 明日,大晦日からは宿ナシなので(^^;),酸ヶ湯から仙人岱ヒュッテに登ってま たここをねぐらに周辺を滑ろうと思っています。今日青森の一戸さんに聞いたと ころでは,一応スキーで入れて,ヒュッテのまわり,硫黄の大斜面などは滑れる らしい。去年会った青森の人達にまた会えるかなあ。一戸さんも3年ぶりぐらい で同じ明日,仙人岱に入るそうで,楽しみです。 −−−−−−− ・・・と書いて12/30夜に出そうと思ったら,宿のモジュラージャックのある部屋が 閉まってしまって,そのまま31日から2日まで仙人岱ヒュッテに入り,2日の晩は ノートPCなど持ち込んだら酸で故障してしまいそうな酸ヶ湯に泊まって3日に帰 ってきたので,出すのが4日になってしまいました。仙人岱周辺には滑れる程度 には雪もあって新雪滑降を堪能してきました。 雪兎(JAF00036) 01891/01891 JAF00036 雪兎 八甲田・仙人岱ヒュッテと硫黄岳周辺(140行 (12) 98/01/05 21:50 01878へのコメント 八甲田の仙人岱ヒュッテ(避難小屋)に泊まって硫黄岳周辺を滑ってきました。 八甲田スキー場で70cm・△,ロープウェイの滑降コースも全て閉鎖中(12/31から の雪で元日あたりからなんとかあけたらしいがどのくらい滑れたものだか?),と いう異常な暖冬で,酸ヶ湯から仙人岱へのルートも通常の大岳環状ルートは薮が 多いので何年かぶりに夏道を忠実に辿るトレールがついていた。仙人岱周辺も仙 人岱の清水が汲めてうまい水が飲めるほど雪が少なかったが,大岳から硫黄岳に かけては新雪滑降を楽しむには充分な雪がついていた。 【山 域】 東北/北八甲田 【日 程】 1997.12.31〜1998.1.2 (2泊3日) 【コース】 12/31 酸ヶ湯−仙人岱ヒュッテ, 硫黄岳往復 1/ 1 仙人岱H−硫黄岳→(東面滑降)→涸沢−硫黄岳鞍部 →(硫黄岳ルート)→酸ヶ湯(温泉+酒の買出し^^;)−仙人岱H 1/ 2 仙人岱Hより硫黄岳往復+涸沢滑降2回 昼食後,硫黄岳ルート経由で酸ヶ湯に下山 【天 候】 12/31 雪,1/1 雪(湿雪),1/2 雪,[1/3 曇のち大雪(湿雪)] 【メンバ】 雪兎,カミさん,Kj,他 ◆12/31 酸ヶ湯-地獄湯ノ沢-仙人岱ヒュッテ,硫黄岳往復 朝,車で八甲田温泉を出て酸ヶ湯で登山届けを出し,出発準備していると10時の バスで青森のIhさんが来た。しばらく待っていてくれたが,準備に手間取って先 に行ってもらう。11時に出て10分ほど登ったところで車に灯油を忘れたことに気 づいて空身で引き返してさらに遅れた。二度目の出だしで同じ板に同じ締具,靴 もTourLite2(僕のはTourLite3)という人が直前を行く。去年も仙人岱ヒュッテで 一緒になった青森のIzさんだった。健脚で,小屋まで全く追いつけなかった。 前半の樹林帯はやや薮っぽく,後半の地獄沢上部は氷で歩きにくかったが,シー ル登高のままなんとか登れた。八甲田温泉の風呂で滑ってお尻をうって痛いとい うカミさんが地獄沢の氷に苦労して,小屋到着は14時すぎになった。小屋には先 に着いていたIh,Iz,Yz氏のほか,やはり去年も一緒だったMB氏,Kj氏,Ts氏が 前日から入っていて歓迎された。ちょうどテレマーク主体の20人前後の大パーテ ィも休んでいて,しばらくして出発していった。たぶん硫黄岳コースを降りたか ったのだろうが雪が少なくて薮がひどそうだし,地獄沢は氷と岩が多くて初心者 もいる大パーティでは難しい,ということでだろう,硫黄岳を越えて睡蓮沼から (?)国道経由で酸ヶ湯に下るとのことだった。そのときはすごいなあと思っただ けだったが,だいぶ疲れてた人もいたそうで,明るいうちに着けたかなあ? ちょっとした吹雪だが視界はけっこうあるので,夕方,空身で1人,硫黄岳を往 復してきた。硫黄岳山頂でシールを外してTourLite3で初めて滑降する。軽いの はTourLite2同様だが,固いTR9に少し慣れたせいもあってか軟らかいどころかふ にゃふにゃで雪質の変化に耐えられず2〜3回ころぶ。上部は抜群の新雪だったが 下半分は風に吹かれて不均一に固くなっていてやや滑りにくかった。 石油ストーブで暖かい小屋では16:30頃から早々と宴会モードに突入する。去年 は静かだったYz氏が突然切れたように「陽になって」津軽弁が飛び交う。以前岩 木山で骨折して鯵ヶ沢病院で2ヶ月間リハビリと津軽弁の特訓を受けたカミさん はさすがにrealtimeに大笑いしたりしてるが,僕の方は半分も理解できず,とき どき通訳を頼む。調子のヨシさんことYz氏手作りの船でTs氏が釣ったというしめ 鯖が実にうまい。青森市場で仕入れた油ののった鮭トバと10月に四国で買ってき た太刀魚の骨や鰹の生ぶしも大好評だった。 ◆ 1/ 1 仙人岱H-硫黄岳-東面滑降-涸沢-硫黄岳鞍部-硫黄岳ルート- 酸ヶ湯(温泉+酒の買出し^^;)-仙人岱H 朝起きるとMB氏が本格的なコーヒーを挽いてくれるが,今年は雪解け水でない, 仙人岱の湧き水で入れた逸品だ。 大岳にはKj氏が既に12/31amに行ってしまっていた(やはり猛烈な風だったとのこ と)ので,高田大岳にでも行こうかとも思ったが,ふつうに雪のある年でさえ滑 りにくい高田大岳や小岳に 極端に雪少ない今 行くこともあるまいと考え直す。 ちょうど前日の宴会が盛り上がり過ぎて心細くなってしまった酒の買出しと硫黄 岳ルート(硫黄の鞍部から1338m無名峰の南を回って地獄沢の途中に下る林間滑降 コース)の偵察も兼ねて,硫黄岳登頂後に硫黄岳ルートで酸ヶ湯まで下ってみる ことにした。時間があれば地獄沢の途中から大岳往復もなどと目論見ながら。も ちろん,酸ヶ湯で温泉に浸かれる楽しみもある。 カミさんとKj氏と泊まり合わせたテレマーカー氏の4人で8:40に小屋を出る。雪 だが視界は良好で,硫黄岳山頂からまっすぐ鞍部に戻るよりも東面を涸沢まで滑 ってから小屋に登り返すことにした。薮はほとんどなく,なかなか快適な新雪滑 降だったが,やや雪質が不均一で,また,先頭を滑っていて2回ほど急に目の前 の斜面がなくなって無重力状態で沢状に飛び込んでしまった(^^;) 10年物のダブ ルレンズのスキーゴーグルもキズが多くなってきていてそろそろ寿命のようだ。 最初からついていた上部のスポンジが破けて久しく,数年前から代わりに台所用 のスポンジを薄く切って貼り付けていたのだが,いつのまにか下部のスポンジも とれて猛吹雪では雪が吹き込むようになってしまっている。 涸沢でシール着けて登り返す。右岸(硫黄岳)側が雪崩れないとも限らないので急 な部分は上部に薮の目だつ左岸(東側)を絡んだりして登って緩くなったあたりで ちょっと右岸側に寄ると往きのトレールが出てきて,小屋に出るつもりがあっけ なく硫黄の鞍部の近くに出てしまった。ここでカミさんは小屋に戻り,3人でシ ール外して硫黄岳ルートに入る(10:00)。ただし,正規の硫黄岳ルートを滑って しまうと沢に出てから夏道に出るまでが薮で大変そうなので,早目に,夏道が地 獄沢に出る1180mあたりで地獄沢に出るつもりだった。薮が懸念された硫黄岳ル ートは上部でちょっと手こずったもののすぐに快適なPOWDERになった。高度計を 頼りに地獄沢上部に出ようとしたが,雪の少ない急斜面で出られず,しかたなく 正規のルートを滑り,その分快適な滑降を余分に楽しめた(^^;) 地獄沢を渡り11:00,地獄沢をヒュッテに登り返すテレマーカー氏と別れ,そこ でシール着けて夏道まで登ってしまえばよかったのだが,そこから滑っていける はずという頭があるので滑降状態のまま進んだ。が,やはり潜ってなかなか滑ら ない新雪と木の間を抜けるべく階段登高を交えたりと15分ほどズボズボ雪の中で ジタバタさせられた後,どうにか夏道の登りトレールに出た。 酸ヶ湯で温泉に浸かり,焼酎を2升仕入れて空のPETボトルもらって詰め替えて, ついでに昼食に酸ヶ湯そば食べて帰途につく(13:00)。上部ではあまり感じなか ったが酸ヶ湯あたりではひどい湿雪で,温泉とうまい蕎麦とで暖まりきった体か らはゆっくり歩いても汗が噴き出してまいった。地獄沢の西風に吹かれてやっと 涼しくなり,汗と湿雪で気持ち悪く湿ったオーバーミトンも仙人岱湿原あたりに くると凍ってくれてやっと快適な冬山になった。 午後,もう一滑りしようと思っていたが,小屋に入るとすぐジャケットもオーバ ーミトンもベチャベチャに戻ってしまい,着直す気になれなくてやめてしまった。 去年,何度か新雪で滑り比べしましょうと言っていてできなかったTs氏との滑降 (知らなかったのだが,Ts氏はSAJの指導員/検定員らしい)は今年も流れそうな気 配が濃厚になってきた。 ヒュッテにどうも見覚えある顔が1人増えてると思ったら,やはり去年埼玉から1 人でやって来たSi氏だった。去年ここで会った人の半分以上に再会できたわけだ。 ◆ 1/ 2 仙人岱Hより硫黄岳往復,涸沢滑降2回 昼食後,硫黄岳ルート経由で酸ヶ湯に下山 天気悪いのでゆっくり9:40に小屋を出てカミさんとKj氏と3人で硫黄岳を往復す る。南面を滑って登り返してこようかとも思ったが,視界が今いちなのでやめて, 登った北面を滑る。やはり雪質がやや不均一だった。小屋に戻ってから1人で小 屋の東側・涸沢を滑ってみるとこれがサラッサラの均一な新雪で抜群に快適だっ た。登り返して今度は右寄りに硫黄の鞍部の横あたりまで滑る。無人地帯の幻想 的な雪景色を目とデジカメに焼き付けてシール貼って小屋に戻る。左寄りに登っ て鞍部から小屋に戻ったトレールに出て楽した。 昼食後,青森の面々に見送られてKj氏と3人で13:30頃小屋を出て硫黄岳ルートで 下山する。すぐあとに日帰りのテレマーカー2人も出て同じルートで下ったが, 涸沢の新雪滑降を再度楽しんでから登り気味に鞍部に出たりしている間に先行し ていった。地獄沢からはシールを着けて夏道に出るつもりだったが,すでに何人 も通ったようで,一応シールなしで酸ヶ湯まで行けたもののけっこう上り下りが あった。 青森のおじさんKs氏のところに泊まるKj氏と上の駐車場で別れ,酸ヶ湯に下山連 絡し,ついでに泊まれるか聞いてみると幸運にも湯治で安く泊まれて,ゆっくり 温泉に浸かって1泊して翌3日に帰途につくことができた。 3日は晴れたら大岳に行こうかとも思っていたが,朝のうち曇で上はいつまでも 雪雲かぶったままなので諦めて帰りの準備していると,10時頃から猛烈な湿雪が 降り出した。黒石ICから乗った東北高速は来たときとはうって変わって雪道で, 盛岡あたりではどしゃ降りの雨だった。Uターンラッシュのピークのため福島の 手前から早々と渋滞してしまったので,土湯峠〜猪苗代〜会津田島〜日光〜足尾 〜高崎(泊)〜関越経由で東京に帰ったが,土湯峠の前後を除けば全く雪がなく, 山王峠付近など雪のカケラもない路肩に高さ4mもの路肩標識の棒が空しく立って いた。 雪兎(JAF00036)