【4/30 岩木山→森吉山麓阿仁スキー場】アップルロード経由でリンゴジュースを 買い足し、 7号線で大館へ。285号線・湯ノ岱温泉手前の長寿温泉で汗流し(\350), 105号線で阿仁町に出、 阿仁スキー場に着くと、 雪はたっぷりあるのに予想に反し て阿仁スキー場は3/31で営業終了していた。無人のゴンドラの兎マークが悲しい。 ゴンドラの一段上に立入禁止でない広い駐車場があった。 鳥海山に直行しようかど うしようか迷った末、 やはり天気よければ森吉山に登ってみることにしてそこに泊 まる。 岩木山麓で採ってきた5〜6個の蕗のとうの天ぷらを作ってビール呑む。 うま いので周りからも調達してさらに天ぷら作って呑んでると静かに日が暮れた。 栗駒山〜岩木山〜森吉山〜鳥海山 (その2) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【5/1 阿仁スキー場〜森吉山】快晴 阿仁スキー場P 6:10 ー ぶな帯野営場7:30 - ゴンドラ終点9:10〜30 - 森吉山避難 小屋9:50〜10:20 - 森吉山10:50〜11:20 ー ぶな帯野営場11:45〜50 ー P 12:20 朝起きるとまたしても快晴、 いい加減疲れてきてるし、ゲレンデを歩いて登るのは 今いち気が進まないが、 しかたなく(?) 無人のゲレンデをシールで登る。 緩い広大 なゲレンデから山腹の急斜面を強引に登って尾根沿いの夏道登山道(切り開きにな っていたのでそれもゲレンデのひとつのコースかと思った)に出て登り、 幅10mはあ るゲレンデが続く 森吉山へ延びる長い尾根に出て、 ぶな帯野営場が近づくとゲレ ンデの切り開きの右にぶなの森が出てきた。ここから上は尾根の右寄りの森の中を 歩いて気を紛らせる。 3時間以上かかってやっとゲレンデを抜けると彼方に森吉神社がかっこいい。主稜 線に出ると、 地図にあるとおりの広大な緩い地形が広がっていた。ガスられたらや っかいそうなところだが、 風はあるものの幸い快晴、 避難小屋で昼食とり、最短コ ースで無人の山頂を目指す。 山頂で休んでいると、 ナップザックひとつという不自然なほど軽装の単独行者がひ ょこひょこ登ってきた。 山を知り尽くしている地元の人かなと思ったがそうではな いようで、森吉スキー場の最上部にスノーボードを置いて来たということだった。 栗駒山の山頂にもカップルのボーダーがいたし、岩木山でも岩木山神社の方から大 勢歩いて登ってきた(車で登らない)感心なパーティーの中にスノーボード担いだ人 が2〜3人いた。 テレマークやXCは1人も見なかったが、スノーボードの浸透は想像 以上のようだ。 山頂から緩斜面を気持ちよく滑り、避難小屋は北を巻いて、 阿仁スキー場への分岐 点「石森」に階段登高してから本格的に滑りだす。 石森の少し下から尾根の北側斜面 が非常に魅力的で 滑り込みかけたが、気温が高くて雪が悪いのですぐやめた。ゲ レンデにされた所以外はぶなに覆われた実に山肌の美しい山だ。 来てよかった。 しかし、すぐに無木立・無人のゲレンデに出てしまい、緊張感のない滑降になる。 780m地点からゲレンデを右に外れて登りと同じ夏の登山道を滑る。 この幅3mぐらい の切り開きになってる夏道もゲレンデの1コースに違いないと思ってたらどうも大 外れで、 ゴンドラをくぐったところでスパッと道がなくなってしまった。登りで強 引に登った樹林帯の急斜面よりもどこかに滑りやすいコースがあるだろうと、 適当 に右の藪っぽい沢に入って滑り始めたら 突然急斜面の藪スキーになってしまった(;_;) 水流の出た滝のわきなどをきわどく滑り降りてやや薄くなった樹林帯を下るがなか なか下のゲレンデに出ない。 おかしいなと思い始めた頃、沢を横切る林道に出た。 この林道を左に登ってゲレンデ下部に出られた。 あとでゲレンデマップ見たら、 夏 道沿いのゲレンデなどありはしなかった。 1/25,000図でも、 細い荒地の帯としてゲ レンデは左を回るように出ていたのに見落としていた。 【5/1 森吉山→打当温泉】 国道105号まで出てぐるっと回って打当(うっとう)温泉へ。泊まり掛けで鳥海に入 山する前に1泊ぐらい打当温泉あたりで(車泊まりでない)まともな宿に泊まって休 息したい。打当温泉自体は満室だったが、向かいの「またぎの里」という宿を紹介し てくれて、 そこに泊まることができた。(1泊2食\7,000 温泉は正面の打当温泉に入 りにいく) 【5/2 打当温泉→田沢湖→横手→鳥海町→羽後矢島→象潟→鉾立】 天気予報では雨っぽいので鳥海への移動日にしたのだが、雨は朝ちょっと降っただ けだった。田沢湖や横手の「平安の風わたる公園」に(偶然)寄って花見兼ねて散策し たりしてのんびりしすぎてしまい、鳥海山東面の鳥海町は通過しただけで、 もくろ んでいた大清水あたりの偵察も、 祓川の駐車場事情のチェックも諦めて鉾立に直行 し、16:30頃着いた。 鉾立の山荘は素泊まり\1650だそうで迷ったが、幸い外にトイレもあるし素泊まり なら車で寝てしまった方が荷物運ばなくていいだけ簡単だなどと思って またして も安易な車泊まりにしてしまう。それが、日没前後から猛烈な暴風雨になって、猛 吹雪で冬テンに閉じ込められたようなかっこうになってしまい、トイレもアルミカ ップで済ます始末(;_;) 一晩中車ごと吹き飛ばされるのではないかと思うほど車 が風に揺られてまいった。 (その割にはよく寝たが(^^;))